正月九日、いつもと同じ6:00過ぎに家を出て、通勤路は新幹線に沿って走る側道へ。
ここは道幅こそ狭いが見通しがよく、何よりも交差道路が少ないため、雪の無い時は100km/h、雪があっても60km/h位で走る快適な道だ。
この日も、多少雪は残っていたものの、わだちの部分は黒くアスファルトが出ていて80km/hでも無謀と言われるほどのスピードでは無いと思っていました。
ところが、折からの暴風雪波浪警報の中、台風並みの風が吹いていました。 冬は結構こう言う風の強い日が多く、一面の田んぼの上を一気に吹いてくる上、
新幹線の高架下の状況により強弱があり、部分的突風となるのです。
そのような状況下不覚にも(って言うか間抜けだよね)突風にあおられその拍子に雪にタイヤを取られ、あれよあれよと思う間に、時速80〜90kmで側溝につっこみました。
50m位ガラガラ言いながら走って、次のグレーチング(ふた)のところで自力で上がりました。
結果前輪のパンク以外殆ど損傷なし…不思議なくらい無傷でした。
そのまま頼りないあのリヤカーのタイヤのような応急タイヤで会社まで遅刻することなくつけました。
冷静になって考えると、場所によっては橋の欄干や電柱やガドレールも
あり、もしそう言う場所であれば死亡事故ないし重症事故。また、自力で上がれなければレッカーでしたし、上がっても
二輪パンクしていれば、やはり通勤どころではありませんでした。
これ以後往復の車の運転が怖くなりました。
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