日本人平均で年間 1.5mSvの線量を浴びている。世界では平均で年間 2.4mSv、
さらに部分的にはその数倍高い放射能に晒されている。
そのような地域に住む人々だって、先祖代々何の健康上の支障もなく人類の営みをしてきている。
「それじゃぁ、10年後20年後、絶対に影響がないと云えるのか?」と食って掛かられそうだが、
そんなものは分からない。しかし、10年後も20年後も影響があったかのか無いのか分からないと言うことになりそうな気はしている。
勿論、危険と思われることは回避しておくほうが良いに決まっている。 要は程度とバランスが問題なのだ。
国が年間 20mSvとか 1mSv とか、適当な基準を作るからこう云う事になる。
100歩譲って1mSvを絶対的なものと考えたとしても、先の3.99μSvは時間当たりの線量にx24時間x365日として
「年間35mSvで基準値を35倍も上回っている・・・」事にはならない。
毎時3.99μSvの環境に居続ければそうなるが、誰がその雨どいの下で寝泊りしますか?
福島の学校のそれとはそこが違うのです。子供たちは校庭のどこにいても放射線を浴び、風で舞った空気中の放射性物質を
吸引し、家に帰ってもある程度高い線量にさらされています。この場合はx24x365どころか、内部被爆も考慮した対策が必要なのです。
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