我が家の暖房は主力に石油のファンヒーターを、電気のヒートポンプエアコンを補助に使っている。
なんだかんだ言っても、暖房能力とコスパにおいて、なかなか灯油のファンヒーターに勝るものは無い。
実際に毎日、長時間暖房を点けるのは居間と寝室だけなのだが、冬場の約半年は灯油のファンヒーターは必需品だ。
難点はここ新潟では冬場は湿度が高く、結露が酷い事だ。
そのため、除湿器の併用が不可欠だ。関東での加湿器以上に除湿器は必需品なのだ。
加えて今年はまた安くなったが、コストについても一昨年のように1Lで100円に近くなると、必ずしも安くない。
そんな折、特に寝室において何か良い暖房は無いかと考えていた。寝室はさらに条件がきつい。火災ややけどの危険がない事。
クリーンなこと。静かなこと。。。と、なると、一番の候補は超レトロなエアコンの買い替え。
平成になって早々の物だから効率も悪い。ところが、壊れてないものを更新するのはなかなか度胸がいる。
特にケチな私はシーズン中でも限られた時間しか使わないエアコンの更新には大いに抵抗があった。
オイルヒーターは、私の頭の中では『最も効率の悪い暖房器』 |
生涯、買う事は無いと思ってた |
オイルヒーターは前々から知っていたが、私の頭の中では『最も効率の悪い暖房器』として認識されていた。
だから、まさか自分の意志で買う日が来るなどとは夢にも思っていなかった。
一昨年のその日も、ここ十数年すっかり私の買い物の主力になったネット通販で、
いつものように大した購買意欲もないまま"アマゾン"のサイトを見ていた。
そこで目に留まったのが「デロンギオイルヒーター」のお買い得品。
食品スーパーでも、つい「半値」などの黄色い札に誘われて買ってしまう私は、この時もすかさず「買い物かごに入れる」を「ポチ」。
翌日か翌々日には、想像通りの効率の悪そうな昔病院などで見たスチーム暖房機に似たものが届けられた。
安いとはいえ、買ったのだから有効利用しなくては。。。
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寝室の暖房はエアコンだけ。 |
明け方吐く息が白くなることがある。 |
それまで、寝室の暖房はエアコンだけ。一晩つけっぱなしだと電気代もさることながら、風が顔や体に直接あたる事、古いせいか
結構風音がやかましい事などで就寝後まもなくタイマーで切れる設定で使用していた。
冒頭にも書いたが、新潟も冬は寒い。明け方は室内も0度近くなり、吐く息が白くなることがある。
デロンギの説明書には寝室は15-16度でも充分と言う説明があった。
考えてみればその通りだ。寝る前エアコンで20-21度にして、デロンギの温度を14度にして寝ると、いい感じで保温してくれる。
心配していた電気代はデロンギを使わなかった時に比べ、月5千円ほど上がった。
元の電気代が冬場でも2万円くらいだったから、結構なアップだ。
しかし、今まで点けていなかったものを点けたのだから、電気代が上がるのは当然だ。
居間の暖房に使っているファンヒーターは、今年の安い灯油で計算しても、月に5-6千円
、一昨年なら1万以上かかる計算だ。それから考えれば、月5千円のアップは至ってリーズナブルだ。
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最後に |
お勧めするのだが注意点が3つ |
1. ここは日本海側で、ただでも湿気が多いので電気暖房は歓迎だが、乾燥地区では加湿が必要。
2. 能力切り替えが強中弱になっているが、強は1500W(または1200W)なので、出来れば専用コンセントがあった方が良い。
無いときは同じ部屋では他のコンセントで大電力を使わないとか、能力切り替えを中で使用するとかの注意が必要です。
3. あくまでも、寝室の暖房に(限って)おすすめ
設定温度が低いから、また夜間の7-8時間に限って使用するので電気代の負担も少ないが、まるまる1日もう少し高い温度設定で使えば、やはり高いものになる。
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