確かにマイノリティーと言うには数が多すぎるし、ハンディキャップって何?と言われると、目くじらを立てる
レベルでは無いかもしれない。
しかし、左利きは平均9歳も寿命が短いという報告もある。一つに操作ミスによる事故死。もう一つが慢性的ストレスだ。
ハサミについては嫌な思い出が有る。小学校1ー2年のハサミ使い始めの頃、同級生が上手に切れるのに、自分だけ
「グシャッ」となって切れない。力の掛かり方が、刃が開く方向になってしまうためだ。
理解できない人は「これは兼用だから」などと訳の分からない事を言う。どうやら昔の裁ちばさみのように、指を入れるところが
大きい処と小さい処の有るハサミではなく「両方同じ大きさだから、指が入るでしょ?」と言う意味だったようだ。
当時は左右指のところの大きさが違うハサミが主流だった。
右利きの人の誤解は包丁もだ。「包丁は同じ」と思っている人はいないだろうか?
確かに両刃のものも有るが、基本は右用に刃が付けてある。
何が違うか?ダイコンやきゅうりを薄切りしたとしよう。切った方が刃にひっ付いて離れないのだ。
野球のグローブやゴルフクラブ等のスポーツ用品、ギター等の弦楽器。 吹奏楽用の楽器は良いと思ってませんか?
冗談じゃない。元々右利きでやりやすいようにセットして有る物を工夫して使っているだけです。
話が戻るが「ハサミ」大人に成ってから、左利き用のハサミを買った。どんなに使いやすいだろうと思って
家に帰って早速使ってみた。果たして「グシャ」子供の頃の嫌な記憶がが甦った。もう長年工夫して右に慣れてしまっている。
今更変えられなく成っていた。
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