4月1日から店頭の値札や棚札、チラシ、カタログ、広告などの価格表記が、税込価格の表示「総額表示」する事が義務化される。
これにより「1,000円+税」という価格表記が禁止となり「1,100円」の様に表示しなくてはならなくなる。
「なんだ変らないじゃない!」と思うのは甘い。 思えば7年前、それまでの5%から8%に上がったがその影響がことのほか大きかったのをご記憶の方も多いはず。
そう、5%の時は内税つまり総額表示だった。それが2014年(平成26年)の4月に8%になる時に外税のトリックが使われた。
つまり、税込み198円だった特売品は本来188円+税8%とすべきところ、増税直後こそそれらしき動きも有ったが一年ほどで、本体198円+税8%になり、
その後10%になった時、つまり現在も本体198円+税10%だ。
これこそ価格トリックで、8%になった時「たった3%なのに」と皆が口をそろえて嘆いていたが、あの時は実質8%価格が上がった。
逆に10%への移行は文字通りの2%だったうえ、その後のコロナ騒ぎで訳が分からなくなった。
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