ペンペン草


「水槽の金魚も今年の冬は寒いらしい」

Jan. 15th, 2022


金魚を飼い始めて40年近いが・・・

熱帯魚を飼った一時期を除いてヒーターなど入れた事がなかった

ところが、この冬は様子が違った。12月の初旬までは元気に泳ぎ回っていた金魚君たち。 それが中旬から一匹また一匹と姿を消し、普通に視界に入るのは一匹か二匹になってしまった。
ここで、水槽環境と金魚たちを紹介しよう。
私は所謂アクアリウムのファンでも専門家でもないので、最初は45pの『水槽セット』を購入。 その後60pに買い替えたが、それからでも25年以上が経過、水槽本体は古いものだ。
付帯品は何度か買い換えたが、基本は最初のセットと同じ上部フィルターに水中ポンプ。 今時の小ぎれいな水槽とは違って、垢ぬけないが愛着を感じるレトロ感が漂うセットだ。

途中熱帯魚は飼い方が悪かったのか長持ちせず数年で5-6代買い換えたが、可哀そうなので普通の金魚に戻した。金魚は全部何十円レベルの稚魚で買ってきて、一部はすぐに死んでしまうが 生き残ると大体10年近くの長寿だ。
今の住人は6-7年前に5匹150円くらいで買った「小赤」のうち一匹だけが生き残り、現在体長25p位になっている。それに3-4年前に買った2種類の琉金5匹の計6匹が在籍している

さて、本題に戻るが水槽の水温管理など熱帯魚以外は必要ないと思っていたし、現にこれまで40年近く冬は活動量は落ちるものの「ジッと」しているだけで春になれば普通に戻って行った。
それが今年は前述の通り水藻に隠れて見えないほどにうずくまりうち2匹はひっくり返っておなかを出していた。 年を越す頃には金魚たちはほとんど姿を現さず、時折1-2匹が姿を見せるにとどまった。

2匹はあきらめるとして、多少元気に見える2-3匹だけでも

助けるにはやっぱヒーターしかない!
そう思って早速ネットで調べたら、金魚用の18度というのを含めたくさんのヒーターが出てきた。
サーモスタット付き温度計付きで2000-3000円である一方、何万のものもある。

更に調べるうち当然の事ながら、水槽の大きさごとのキャパ=何ワットか。サーモスタットは内蔵か別付けか? 温度計は?との疑問が出てくる。

実際に購入した商品名と参考価格

素人なので他人様にどうこう言える立場ではありませんが、一応ご参考までに書いておきます
・ヒーター ニッソー プロテクトヒーター R-160W 1900円
・温度計  ニッソー 水温計(M) 276円
アマゾンで買いました。水温計は送料無料にするため買いました。
・サーモスタット ニッソー シーパレックス300NEO NHE-020 2500円
ヨドバシ・ドット・コムで買いました。格段に安いです。ほかでは3800円でした。

ここからは『劇的改造ビフォーアフター』

すぐにも暖めてやりたいとは思いましたが、取り敢えず24時間を15分ずつ入り切りできるタイマーで、 75分切れて15分入るセットで様子を見たところ、10度くらいをキープできそうだったのでそれで3日。その後サーモスタットを16度のセットで入れました
するとどうでしょう!

ここからは『劇的改造ビフォーアフター』の要領で,BGMでも聞きながら
金魚元気!

北側のジャロジー窓に面した水槽の水温は夏は35度にもなる一方、冬は4-5度にまで下がってしまいます。
この冬は特に厳しい寒さの中、0度近くにも下がった水温に魚たちは悲鳴すら上げられない日々が続いていました。 例年冬眠状態を思わせる金魚たちも次々水藻の中に潜り瀕死の状態にまで陥ってしまいました
下手をすると1-2匹しか生き残らないのではないか?と思いながらも一縷の望みをヒーターの匠に託しました

するとどうでしょう!通電翌日から4匹の金魚が元気に泳ぎ始めたではありませんか! しかも、死んでしまったのかと思われた2匹も動き出し生存が確認できました。
そして、なんという事でしょう!!!さらに2日後6匹全部が元気を取り戻しました。


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