ペンペン草


「家庭用見守りカメラ設置の覚書」

Feb. 20th, 2022   追記 Dec. 15th, 2022


「家庭用防犯カメラの設定と使い方」我が家の場合

ロボット禁止にしてるから身内みたいな人しか気づきませんが(^_^; アハハ…

本題に入る前に拙宅の環境から

カメラ ワイヤレス 防犯カメラ SD録画可 500万画素 暗視対応 双方向音声通信
スマホ Android v10.0 (仕様要求はAndroid 5.0以上)

同型あるいは同様のカメラを使っている人しかわからないと思いますが、まずは苦労した「見守りカメラの保存動画再生」から。
microSDに保存されている動画は拡張子epvで、カメラから取り出し、Win10のデスクトップで再生しようとしても動画の認識をしない。
おもだった再生アプリが全滅だった為、WEB検索したところ、唯一「これで再生できます」的な表示があった「FileViewPro」と云う アプリのtrial版をインストール。ところが。。。
普通はちょっと見るくらい見られるものだが「このファイルを再生するためには 製品版が必要」と製品版の購入を要求してきた。
「基本無料」の主義に反するので、今入れたアプリと同じ日付のサポート詐欺紛いのどさくさアプリをコントロールパネルからアンインストール。

再度「動画再生アプリ」で検索。色々試す中で「メディアプレイヤークラシック」を発見。 まぁ、発見と云うよりは大昔からあるものを掘り起こしたのだが、これが大正解!何の設定も必要なく即再生できた。
ここで、既定のプログラムにしておくことを推奨する。設定からだと面倒なので、普通に拡張子epvのファイルを右クリック、「プログラムから開く」 でMPクラシックがあっても敢えて「別のプログラムを選択」をクリック、MPクラシックを指定して「常にこのアプリを使って.epvを開く」にチェックを入れて開くと良い。
あと再生は一括で再生しないと小刻みのファイルなのでプレイリストにして連続再生しないと面倒です。
開けない場合、ファイルそのものがないと言われてしまう。その場合は検索対象を「Medea files」から「All」にするとでてきます。バージョンは新旧出来ると思いますが、ダメなら違うバージョンを入れてみてください。

では最初の設定から

何しろ製品型番もはっきりしないバッタもの?

だからか、実態とは違う簡単な説明書が付いているものの、設定にインストラクションと違う処が多々あり手間取ったので、 自分の備忘録として書いておきます。「バッタもの?」なんて悪口書きましたが、製品のパフォーマンス的には相当満足しています。念のため。
専用アプリ「TuyaSmart」のインストールについては省略しますが、インストーしてからのはなしです。

[カメラの登録] WiFiは2.4G帯が大前提です。ルーターを確認して複数帯域のモノでも必ず2.4G帯で接続し直してください。←スマホでの設定がそのままQRコードになるみたい


図1図2図3

「Tuya」アプリを起動。「デバイスの追加」をタップ。取説通りに(図1)「ビデオ機器」をタップ。(図2)「防犯カメラ(Wi-Hi)」をタップ
「カメラを電源接続します」「待機音が鳴り始めます・ならない場合はリセットしてください」←鳴ればラッキーですがLEDが点滅とかも大嘘です。
鳴らなくても他の合図らしきもの(私の場合は英語メッセージ)があれば(図3)「…確認しました」にチェック。次へ
リセットが必要なら、microSDスロットの脇の小穴に付属のリセットツールを差して、長押しするとリセット再起動できます。


図4図5図6

(図4)WiFi(2.4G帯)の情報が入っているはずですが、入ってなければPASSを入れて次へ。
「QRコードをカメラにかざしてください」の指示に従って、カメラ前にかざします。
ここで「ビープ音が鳴る」と言うのも大嘘ですが、英語でオンラインになったかサクセスか言葉が出たら 「ビープ音が聞こえました」(図5)をタップ。
「デバイスの追加中」(図5)はじっと我慢して「追加成功」まで。タイムオーバーになって、何回やってもダメな場合は、恐らくWiFiのパスミスです。ルーターに初期設定のKeyを入れてみてください。あとスマホの設定で「アプリ」「Tuya」のアクセス制限を解除してみてください。 勿論、付属の取説通りに光や音が出るのならその通りやってください。

カメラの各種設定


図A図B図C図D

[カメラの基本設定]

TuyaSmart起動画面(図A)で右上の…をタップ。メニュー(図B)一番下の設定を開く(図C)
・画面の上下が逆の場合;(図C)で「基本機能の設定」をタップ。(図D)画面フリップをOFFにする
・主に夜間カチャカチャ音がする;「ナイトビジョンモード」をタップ。夜見えなくてもフルカラーモードにする。問題ないならスマートモードで
・検出警告設定:モーションアラームSWは通常ON 感度は通常中か低いに。人体検知ON 追跡設定OFF
・SDカード設定;「SDカードのフォーマットを初回必ずやってください
・録画設定;SDカード録画スイッチON 録画モードは特別な事情がない限り「イベント録画」

[お気に入り設定]
LIVE画像は起動画面(図A)の中央付近のアイコンが並ぶツールバーの右端の斜め矢印の拡大マークで横置きの全画面になります。
通常戻りマークと四方向キーが現われ、画面上を軽くタップすると出たり消えたりします。
カメラの向きを操作できますが、なかなか思った通りに動きません。
そこで細心の注意で定位置を決め ブックマークを作っておきましょう。

ブックマークは起動画面(図A)の「方向キー」の右側にある「+」をタップします。
お気に入り登録画面(図7)になりますから任意の名前を入れて保存します。
カメラ電源を切ってから再投入した時、そっぽを向いてしまいますが、このお気に入り(図8)をタップすると元に戻ります
大幅にカメラを動かすとこのブックマークも動いてしまうので再設定が必要です。
カメラ電源はSW付きのタップを使うと電源の入り切りが便利です。
図7図8

再生など

SDカードを外して、デスクトップでの再生は最初に触れましたが、ここではスマホ内での再生と保存について説明します
起動画面(図A)で、右上の…をタップ。メニュー(図B)一番上の再生をタップすると再生画面(図E)が現れます。

中段に2.05とか並んでいるのが日付なので、 それを左にスライドしても見たい日付にたどり着けますが、右端のカレンダーをタップして目的の日付を選びます。
次に、その下のタイム表示を左にスライドして、時刻を指定します。始りの12時は午前0時なので午後の場合は注意が必要です(図F)は午後6時
目的の時間帯の処でタップ、再生が始まります。ここでは早送りできないので、「イベント録画」が意味を持ってきます。つまり、連続録画だと何の変化もない対象空間をずっと見続けなくてはならなくなります。

再生画面(図E)で、中段の録画アイコンをタップするとスマホの本体またはSDに録画されます。
起動画面(図A)の…をタップ、メニュー(図B)4番目の アルバムをタップすると、その録画映像が見られます
スマホ内の保存なので、その後の転送等が容易になります。
[遠隔監視・再生上の注意]カメラ設定後はNET接続できればどこからでも再生可能ですが、Wifi環境以外では4G5Gのデータ回線を使用します。
しかも、完全に終了しない限りバックグラウンドで接続されているので、必ずWiFi接続を確認する必要があります。
図E図F

便利な使い方

エミュレータでデスクトップでモニター

エミュレータ用のPCにはゲーム機レベルのビデオカードが必要

デスクトップの大画面でモニターできれば、赤ちゃんを別室で寝かせておいて親が大宴会をしていても安心。 モーションアラートや人体検知を有効にしておけば、音とポップアップで異常があればすぐわかります。
但し、ビデオカードが必須です。グラフィック環境がゲームが楽にできる状態を前提に話を進めます。

まずはここでBlueStacksをダウンロード
私はBlueStacks 5.9 をインスコしてますが、エミュレーターで今お使いのOSにあったものであれば何でもOKなのでインストールします
これで、スマホゲームが使える状態になりましたから、エミュレータ若しくはapplestoreやGoogleplayでTuya Smartを検索、 BlueStacksのツールバーにある+APKのアイコン=アプリの追加からインストールします。
見つからなければ、ここでもダウンロード できると思います。

結構前に入れたので詳細忘れてしまいましたが、PCのスペックが要件を満たしていれば簡単にセットできます。
逆に、中々インストールできない場合は、無理して入れても使い物になりません。グラフィックボードがないか脆弱と思われます。
疑問点はメール連絡貰えばできる範囲で対応できます。

あと、古いスマホが有れば、Tuya Smartだけ入れれば簡単にセットできます。専用モニターとして利用できます。
百均で売っているホルダにセットするとデスクトップに匹敵するほど有効だと思います。

どちらも、既にスマホにセットアップしてあればカメラ側での新たな操作は必要ありません。
ただし、時々「OFF LINE」の表示が出る事が有ります。その場合は一旦カメラ電源を切って再投入。すると勝手に再起動してカメラがそっぽを向いてしまいます。 そこで、便利なのが「ブックマーク」です。上の[カメラの基本設定]を参考に「定位置」をブックマークして置けば、通常位置にすぐ戻せます。 手動操作で動き過ぎてそっぽを向いた時も同様の操作が有効です。


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