それはご当地は雪国と言われながらも、雪でテレビが映らなくなるのはひと冬でも2−3度。それも地デジまで見えなくなる事は更に例外的だ。
だから、映らなくなると屋上に出て、パラボラの雪を払って、また映らなくなるとまた払うと云う事を繰り返していた。
いよいよ見えなければその日は地デジだけで我慢していた。 写真(右奥の四角形)の如く地デジも雪が着きやすい形状だが、
周波数帯が違うため(周波数が高いほど反射も減衰もしやすいので)今まで映らなくなったことはない
ところが最近は地デジにロクな番組が無くなり、BS・CSの視聴が増えてきた。ご当地の積雪も増えてきたこともあって何とかしたいと考えていた。
さて、その原因だが、積雪で直接電波が乱れたり減衰して見えなくなるほかにも、積乱雲や降雨による減衰もある。
これは実際に雪が積もって無くても、夏の雷雨の時などでも衛星からアンテナ迄の間に積乱雲や降雨が有る事で「放送が受信できません」状態になる事が有ります。
降雨減衰と云うのですが、これはどうにも手の施しようがないのと、その雨や雲が立ち去れば元に戻るのでここでは捨ておきます。
次に対策としては1)アンテナカバーをつける。2)アンテナの設置場所を雪の降らないところに移す。3)アンテナに撥水塗料や解氷スプレイを塗る。4)融雪アンテナに切り替える
と云うのが一般的なようだが、実用になるのは、ある意味一つもない。
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