ペンペン草


「お役所仕事」

Jan. 1, 2005


渦中の社会保険庁で

待たせる、待たせる

私の母は遺族年金(厚生年金)を受けている。
昨年暮れ、これまで四年ほどお世話になったケアハウスから、介護認定が必要なグループホームへ移った。 それに伴い当然の事ながら住所が変わり、年金も住所変更届けを出すのだが、これがなかなか大変である。
大変・・・と書いたが、中身的にはハガキ1枚ですむのだが、ハガキにいたるまでが大変なのだ。

12月に休みを取り、まず母の通院があったので病院へ行った後、社会保険事務所に向かった。
そこは比較的最近移転新築したせいか、「社会保険センター」なる施設が併設された、とてもシャレた建物でした。 駐車場はどこに止めてよいのか説明が無かったので、「来庁者はこちら側には止めないでください。」というカンバンの無い、ごく限られたところに車を止めました。
玄関を入ると国民健康保険と国民年金が右左に分かれていたので、左の国民年金に行きました。(厚生年金という案内は無かったので)
国民年金側も相談コーナーだけで「番号札を取って順番を待つように、とだけ書いて有りました。

番号札を取って五分ほど待ちましたが、「待ち人数一人」であるにもかかわらず何の動きも無いので、「払い込みは二階」のカンバンに誘われるように二階に行きました。
ざっと見て20〜30人の職員がいましたが、「客??」は一人もいませんでした。
そのためかすぐに窓口の女性が「どうぞ」っと言ってくれて、遺族年金の住所変更の旨を話しました。
はっきり言って、ここで対応してくれた人はとても親切で、わざわざしたの階まで案内してくれて、「相談」の窓口で手続きをするように促して、二階に戻りました。

それから、30分近く待ったでしょうか、一向に呼ばれる気配がないまま、窓口はと言うと、5個くらいのブースに分かれていてそれぞれの担当者が いるはずなのですが、二人しかいません。昼が近かったので、席をはずしてお昼でもしているのかしらん。。。・と勘ぐってしまうほどでした。

結局、次の用事もあったため、先の親切な女性にもらったハガキを持ち帰り、後日郵送手続きをしました。

そもそも

相談の前に、時間の掛かる用件かどうか仕分けしろ!!

一言で「相談」っと言っても、数時間・・・場合によって数日かかるようなものも有れば、一瞬で終わる相談もある。

時間の掛かる用件かどうか仕分けしたら、利用者が効率よく利用できるのにっと思ってしまう。
今のは、役所には都合が良いのかもしれないが、利用者には至って不都合である。

住所変更など、ハガキをもらうだけなら、そこらに置いておけ。

その後に行った証券会社では、券を取って暫くしたら、「御用向きはどんな事でしょう」と聞きに来て、中身によって、「恐れ入りますが、もう少々お待ちください」とか、 担当者を呼んだりとかしていました。しかも昼休み中の12:30頃でです。サービス業だから当たり前と言えばそれまでですが、直前のお役所との落差に感激しました。

そもそも、住所変更程度のことは初めから郵送で出来る様にするとか、土日とか夜9時位まで受け付けるとか・・・・考えて欲しいと思いませんか。

渦中の郵政省

500円の督促状

私はアマチュア無線をやっています。正確には、やっていた・・・と過去形にしたほうが良いのかも知れません。

で、無線をやっていると電波使用料なるものが取られます。
コールを取得してから、かれこれ37〜38年になりますが、もともとは無かったのですが、15年ほど前からでしょうか、毎年500円の電波使用料の請求が来るように成りました。

確かに昨年の10月頃納付書を見た事はあるのですが、ここ数年は全く無線をやっていないからでしょうか・・・・払うつもりが、つい忘れていて、今は納付書がありません。

12月に立派な封書で督促状が来ました。払わないと差し押さえをするというものです。
督促状の代わりに納付書を「再交付」とかハンコ押して送ってくれればすぐ払うのに・・・

今は、放っておくとどうなるのか・・・新たな楽しみを見つけてしまいました

余談ですが、電波使用料って、今はやりの架空請求に有りそうな名目だと思いませんか。

法務局・・・ひとつ位は誉めておこう

当たり前なのかも知れませんが

会社の謄本が必要で、久しぶりに法務局を訪れた。
20年ぶりくらいだろうか・・・・。

これまでの私の法務局に対する印象は、「不親切極まりない、トンでもない役所」であった。
つまり、当時土地の謄本など取りに行こうものなら、午前一本、午後一本が精一杯、午前の受付は確か11:30位まで午後は4:30さらに 始まりも「準備」と称して1:30位から・・・とかだったように記憶している。
さらに、地番の枝番号が少し違っても「ありません」の一言で突っ返され、とにかくいやな思い出しかありません。

これはタブン今も同じでしょうが、所在地も微妙で市役所ともちょっと違う、一市に一箇所でもない・・・。 ナビなど無い当時、素人がやっとの思いで着いて、申請すると突っ返され、急いでいるので自分は昼食抜きで、午後の開始を待っているのに、職員は悠々と食後のピンポンをして・・・。

それが、過日は言葉遣いから違っていることに気がついた。
枝番が無いのも、例えば「5と6は有るんですけど、こちら取られますか?」の様に教えてくれるだ。

もっとも、これでやっと普通になっただけなんですけどね。過去が悪いと良く見えてしまいますね。

日本年金機構が10年以上の時を経てもクズぶりを発揮しています。
「続・お役所仕事」


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